ライズの土壌脱臭装置
本記事では、ライズが提供する土壌脱臭装置について、特徴から製品情報、具体的な導入事例までをご紹介します。排水処理の過程で発生する臭気問題に対し、施設に適した土壌脱臭装置を検討する際にお役立てください。
引用元:ライズ公式HP
(https://www.kk-raiz.jp/)
ライズの土壌脱臭装置の特徴
高湿度な水処理環境でも
脱臭効果を発揮できる
水処理系特有の高湿度な環境下でも脱臭性能を維持できるのがライズの土壌脱臭装置です。
その理由は、1976年から培われた独自の技術に基づき、モーカライトを含む特殊骨材の混合技術。高い通気性と保水性を両立させた土壌脱臭床を形成できるのです。排水処理施設や集合住宅、レジャー施設などで発生しやすいアンモニアや硫化水素といった腐敗臭に対する脱臭効果が期待できます。
悪臭だけでなく
菌類除去効果のレベルも高い
ライズの土壌脱臭装置は、脱臭に加えて優れた衛生効果がある点も特徴です。第三者機関の試験において、脱臭床通過後の大腸菌群の不検出※が確認されるなど、高い菌類除去効果が裏付けられています。
この高い衛生レベルは、不特定多数の利用者が行き交う公共施設にとって、特に重要となる施設の安全管理にも寄与するでしょう。
※参照元:ライズ公式HP|計量証明事業所エージーサービス「2020年9月3日 検査結果報告書」【PDF】(https://www.kk-raiz.jp/deodorizer/pdf/deodorizer_doc.pdf)
優れた技術でランドマークとなる
施設に選ばれる
西武ドーム(現ベルーナドーム)やイオンモール、市庁舎などランドマークとなるような施設での実績※が多いです。
これらの施設では人が集いやすく出入りが多いため、臭いを除去することに加え、景観を乱さない配慮も欠かせません。高い脱臭効果と美しい仕上がりが求められる施設から選ばれていることは、高い信頼性を証明しています。
※参照元:ライズ公式HP(https://www.kk-raiz.jp/works/?p=1)
ライズの土壌脱臭装置は、水処理系の脱臭に特化している点が強みです。
水処理系の脱臭で課題となりやすい高湿度環境下で、腐敗臭の原因となるアンモニアや硫化水素などの成分を除去。さらに、第三者機関の試験によって細菌・真菌類の除去効果が確認されています。脱臭効果と衛生性は、排水処理施設や公共施設にとって非常に有効です。
また、大規模施設の施工実績が多いことは、人が集う施設が求める「脱臭効果」と「景観への配慮」を両立できる証。水処理系の脱臭において失敗したくないとお考えの企業にとって、おすすめの土壌脱臭装置となります。
ライズの土壌脱臭装置の製品情報
| 脱臭対象 | 排水処理系 |
|---|---|
| 想定施設 | 公共の浄化センターや 排水処理施設、集合住宅・ 学校・病院、ホテル・ レジャー施設、商業施設・ 食品関連工場など |
| 設置方式 | 現地施工型(埋設) |
| 第三者機関に よる 効果検証 の有無 |
あり 本試験は脱臭効果ではなく、細菌・真菌類の除去効果に関するものです。 (計量証明事業所エージーサービス「2020年9月3日 検査結果報告書」※) |
ライズの導入事例
【西武ドーム
(現ベルーナドーム)
汚水処理場】の事例
引用元:ライズ公式HP
(https://www.kk-raiz.jp/works/?id=1745999552-701169)
| 施工時期 | 2025年3月 |
|---|---|
| 施工エリア | 埼玉県所沢市 |
| 施工面積 | 土壌脱臭装置:160.0m2 |
大規模施設の排水処理臭を
周囲への影響なく解決
導入前の課題は、大型の排水処理装置が来場者駐車場に設置されており、その大きな風量に伴う臭気を確実に除去すること。利用者や近隣に影響を与えないよう、慎重かつ正確な施工が求められました。
装置導入後は臭気発生がなくなり、施設の運用において利用者や近隣への影響を与えることなく、快適な環境が維持されています。
【イオンモール羽生】の事例
引用元:ライズ公式HP
(https://www.kk-raiz.jp/works/?id=1712826453-435795)
| 施工時期 | 2023年9月 |
|---|---|
| 施工エリア | 埼玉県羽生市 |
| 施工面積 | FRP製浄化槽:3.6m3/日 土壌脱臭装置:6m2 |
オープン前に対策をして
商業施設の快適な環境を支え続ける
建設にあたっては、多くの利用者が集まることを見据えて、排水処理による臭気発生リスクをゼロにする対策が検討されました。
新築時に土壌脱臭装置を組み込んだことで、施設は開業後すぐに高い脱臭効果を発揮。計画通り、現在まで臭気に関する問題の発生を抑止し続けています。
【本巣市の新庁舎】の事例
引用元:ライズ公式HP
(https://www.kk-raiz.jp/works/?id=1732699805-592539)
| 施工時期 | 2024年6月 |
|---|---|
| 施工エリア | 岐阜県本巣市 |
| 施工面積 | FRP製浄化槽78.0m3/日 土壌脱臭装置24.0m2 FRP製浄化槽14.4m3/日 土壌脱臭装置8.0m2 |
駐車場中央の植栽帯への設置でも
見事脱臭成功
新庁舎の移転新築計画では、浄化槽が来庁者駐車場の中心にある植栽帯に新設されることが決定。来庁者駐車場のど真ん中ということもあり、失敗が許されない状況でした。
しかし、設置された土壌脱臭装置は厳しい立地条件にもかかわらず、運転開始当初から高い脱臭効果を実現。お客様からもお喜びの声が寄せられています。
ライズの土壌脱臭装置の実績
| 土壌脱臭装置 の 累計 導入件数 |
2,000件※ (2025年10月21日時点の公式HPで確認できた情報) |
|---|
土壌脱臭装置おすすめ
2選を特集!
本サイトでは、「臭いが消えない」「維持費がかさむ」など、失敗しない土壌脱臭装置選びができるようおすすめの装置を徹底調査。調査する中で、臭気は水処理系では低~中濃度、汚泥処理系では高濃度の臭いに分類※され、悪臭対策ではこの対象物の特性が重要であることがわかりました。
そこで【水処理系の脱臭】【汚泥処理系の脱臭】それぞれに適した装置を厳選。おすすめの理由をわかりやすく解説し、事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ライズの会社情報
| 会社名 | 株式会社ライズ |
|---|---|
| 本社所在地 | 神奈川県横浜市港南区丸山台2-12-7 |
| 公式HP | https://www.kk-raiz.jp/ |
発生する臭気は、水処理系であれば低~中濃度、汚泥処理系だと高濃度の臭いに分類※されます。まず悪臭対策では、この根本的な特性を知っておくことが重要です。
こちらでは、それぞれのおすすめの土壌脱臭装置を選べるよう徹底調査。おすすめの理由も解説していますので、装置選びの参考にしてください。
ライズ
ニチボー環境エンジニアリング
- ※1参照元:ライズ公式HP【PDF】(計量証明事業所エージーサービス「検査結果報告書」2020年9月3日)(https://www.kk-raiz.jp/deodorizer/pdf/deodorizer_doc.pdf)
- ※2参照元:ニチボー環境エンジニアリング公式HP(http://biosoil21.co.jp/product/)
