ニチボー環境エンジニアリングの土壌脱臭装置
本記事では、ニチボー環境エンジニアリングが手がける土壌脱臭装置「バイオソイル」と「バイオゼオ」について、製品の特長や導入事例を紹介します。長年にわたり培ってきた技術力と実績をもとに、公共施設や集合住宅などでの臭気対策を検討する際の参考としてご覧ください。
引用元:ニチボー環境エンジニアリング公式HP
(http://biosoil21.co.jp/)
ニチボー環境エンジニアリングの
土壌脱臭装置の特徴
バイオの力で高濃度臭気も分解
独自の特殊複合ろ材「バイオソイル」「バイオゼオ」は、微生物の働きを利用して臭気を分解・消臭。粒状ゼオライトの含有率を高めた「バイオゼオ」は、pH緩衝能やイオン吸着能力に優れ、これまで対応が困難だった汚泥処理系の高濃度な硫化水素臭気にも適応しています。
日本下水道事業団(JS)と共同研究開発した「バイオゼオ」の性能評価結果では、汚泥系主体の高濃度臭気(臭気強度2.5以下、臭気濃度500以下)を処理できると実証※されました(2025年10月21日時点・公式HPで確認できた情報)。
高濃度臭気への対応力と
省エネ設計
ろ材には、微生物が活動しやすい比表面積の大きな多孔質バイオ材を採用。臭気成分の吸着と分解を効率的に進めることで、安定した処理性能を発揮します。
自然通気型の構造により送風機などの外部動力をほとんど必要とせず、省エネルギー運転を実現。比較データ(処理風量50㎥/min)では、生物スクラバーの0.98kPaに対し0.49kPaと低く、電力消費および運転経費の削減※につながります。
メンテナンスが容易で
長期安定運用
薬剤補充やろ材交換の頻度を抑えられ、日常の点検・清掃を中心に性能を維持。メンテナンスの簡素化により、運用負担の軽減とランニングコストの抑制に寄与します。
装置本体は耐久性の高い素材を用いており、腐食や劣化の影響を受けにくい構造。長期運用を前提とする施設でも、安定した稼働が見込めます。
特徴まとめ
ニチボー環境エンジニアリングでは、用途に応じて選べる2種類の土壌脱臭装置を展開しています。排水処理系などの低〜中濃度臭気には「バイオソイル」、汚泥処理系などの高濃度臭気には「バイオゼオ」が対応。いずれも微生物の力で臭気を分解し、省エネ性とメンテナンス性を両立しています。
薬剤や外部動力をほとんど必要とせず、長期的なランニングコストを抑制。施設の種類や臭気条件に応じて、効率的で持続性のある脱臭環境を構築できます。
ニチボー環境エンジニアリングの
土壌脱臭装置の製品情報
| 脱臭対象 | バイオソイル:排水処理系 バイオゼオ:汚泥処理系 |
|---|---|
| 想定施設 | バイオソイル:公共の下水処理場や排水処理施設、集合住宅・学校・病院、ホテル・レジャー施設、商業施設・食品関連工場など バイオゼオ:し尿処理場、合併浄化槽汚泥の再生処理施設、堆肥化・バイオマスリサイクル施設、廃棄物中間処理施設など |
| 設置方式 | 共通:現地施工型(埋設) |
| 第三者機関に よる 効果検証 の有無 |
バイオソイル:あり(日本下水道事業団「1997年度 民間開発技術審査証明(第805号)」※) バイオゼオ:公式HPに情報がありませんでした |
ニチボー環境エンジニアリングの
導入事例
【東京都 マンション】の事例
引用元:ニチボー環境エンジニアリング公式HP
(http://biosoil21.co.jp/product/)
| 施工時期 | 公式HPに情報がありませんでした |
|---|---|
| 施工エリア | 東京都 |
| 施工面積 | 公式HPに情報がありませんでした |
詳細は公式HPでは公開されていませんでした。
【岡山県 O浄化センター】の事例
引用元:ニチボー環境エンジニアリング公式HP
(http://biosoil21.co.jp/product/)
| 施工時期 | 公式HPに情報がありませんでした |
|---|---|
| 施工エリア | 岡山県 |
| 施工面積 | 公式HPに情報がありませんでした |
詳細は公式HPでは公開されていませんでした。
ニチボー環境エンジニアリングの
土壌脱臭装置の実績
| 納品実績 | バイオソイル:900基以上※(2024年4月時点の累計実績) バイオゼオ:40基以上※(2024年4月時点の累計実績) |
|---|
土壌脱臭装置おすすめ
2選を特集!
本サイトでは、「臭いが消えない」「維持費がかさむ」など、失敗しない土壌脱臭装置選びができるようおすすめの装置を徹底調査。調査する中で、臭気は水処理系では低~中濃度、汚泥処理系では高濃度の臭いに分類※され、悪臭対策ではこの対象物の特性が重要であることがわかりました。
そこで【水処理系の脱臭】【汚泥処理系の脱臭】それぞれに適した装置を厳選。おすすめの理由をわかりやすく解説し、事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ニチボー環境エンジニアリングの
会社情報
| 会社名 | 株式会社ニチボー環境エンジニアリング |
|---|---|
| 本社所在地 | 福岡県福岡市博多区麦野6-24-9 |
| 公式HP | http://biosoil21.co.jp |
発生する臭気は、水処理系であれば低~中濃度、汚泥処理系だと高濃度の臭いに分類※されます。まず悪臭対策では、この根本的な特性を知っておくことが重要です。
こちらでは、それぞれのおすすめの土壌脱臭装置を選べるよう徹底調査。おすすめの理由も解説していますので、装置選びの参考にしてください。
ライズ
ニチボー環境エンジニアリング
- ※1参照元:ライズ公式HP【PDF】(計量証明事業所エージーサービス「検査結果報告書」2020年9月3日)(https://www.kk-raiz.jp/deodorizer/pdf/deodorizer_doc.pdf)
- ※2参照元:ニチボー環境エンジニアリング公式HP(http://biosoil21.co.jp/product/)
