サムテック
サムテックは、排水処理や汚水再利用などの水処理業務を「高い技術と新しい発想でトータルに行う」ことを掲げ、土壌の力を利用した排水処理・脱臭システムの開発を進めています。
本記事では、浄化槽や処理場で発生しやすいアンモニア(NH3)・硫化水素(H2S)などの臭気に対し、土壌微生物と土壌コロイドの作用を活かして対策する「土壌脱臭システム」の特長と施工例をまとめます。
引用元:サムテック公式HP
(https://www.sometec.co.jp/index.html)
サムテックの土壌脱臭システムの特徴
土壌コロイド吸着と微生物の酸化還元で脱臭
土壌脱臭は、悪臭成分を土壌コロイドへ吸着させ、土壌微生物が関与する酸化還元反応で分解・転化する仕組みです。
自然の浄化作用を利用するため、処理場の周辺環境と調和しながら臭気対策を進めやすいのが特徴です。
浄化槽・処理場で多いNH3・H2Sを想定
サムテックは、浄化槽や大小処理場の悪臭成分としてアンモニア(NH3)と硫化水素(H2S)が多いと整理しています。
アンモニアは土壌水分への溶解やNH4+としての吸収、硝化・脱窒菌の作用、植物吸収など複合要因で低減し、硫化水素は土壌水の移動とあわせて処理される考え方を示しています。
土壌被覆・土壌脱臭装置の併用で臭気課題をカバー
既製管方式の浄化槽では臭気が課題になりやすい一方、土壌被覆タイプとすることで臭気問題を解決できるとしています。
また、駐車場下など設置条件によっては土壌脱臭装置を併用し、従来の弱点を補完する運用を想定しています。
土壌脱臭システムは、土壌微生物と土壌コロイドの働きによって臭気を低減する、自然循環型の臭気対策です。
浄化槽から下水処理施設まで幅広い水処理設備に適用しやすく、土壌被覆や芝生下設置など景観配慮と両立できる点が導入検討のポイントになります。
サムテックの土壌脱臭システムの製品情報
| 脱臭対象 | アンモニア(NH3)、硫化水素(H2S) |
|---|---|
| 想定施設 | 浄化槽、大小処理場、農業集落排水施設、し尿処理場、公共下水道施設など |
| 設置方式 | 土壌脱臭床(芝生下など)へダクト送風し土壌で脱臭(必要に応じ土壌被覆タイプ併用) |
| 第三者機関に よる 効果検証 の有無 |
公式サイトに記載がありませんでした |
サムテックの導入事例
【北部浄化センターI~V系】の事例
引用元:サムテック公式HP
(https://www.sometec.co.jp/sekourei_mie.html)
| 施工時期 | H11.9~H17.11(竣工年月) |
|---|---|
| 施工エリア | 三重県 |
| 施工面積 | 公式HPに情報がありませんでした |
サムソイル仕様で大風量の土壌脱臭を実施
北部浄化センターI~V系では、土壌脱臭装置とダクト工事を組み合わせて施工しています。
仕様としてサムソイル仕様が示され、80m3 /min×4基、90m3/min×6基の送風量で段階的に竣工(H11.9~H17.11)した施工例として掲載されています。
サムテックの土壌脱臭システムの実績
| 土壌脱臭システム の 累計 導入件数 |
家庭の浄化槽から大規模な集合処理場まで施工から維持管理まで一括対応(24時間対応体制)と記載 |
|---|
土壌脱臭装置おすすめ
2選を特集!
本サイトでは、「臭いが消えない」「維持費がかさむ」など、失敗しない土壌脱臭装置選びができるようおすすめの装置を徹底調査。調査する中で、臭気は水処理系では低~中濃度、汚泥処理系では高濃度の臭いに分類※され、悪臭対策ではこの対象物の特性が重要であることがわかりました。
そこで【水処理系の脱臭】【汚泥処理系の脱臭】それぞれに適した装置を厳選。おすすめの理由をわかりやすく解説し、事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
サムテックの会社情報
| 会社名 | 株式会社サムテック |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒450-0002名古屋市中村区名駅五丁目18番6号 第2MKビル8F |
| 公式HP | https://www.sometec.co.jp/ |
発生する臭気は、水処理系であれば低~中濃度、汚泥処理系だと高濃度の臭いに分類※されます。まず悪臭対策では、この根本的な特性を知っておくことが重要です。
こちらでは、それぞれのおすすめの土壌脱臭装置を選べるよう徹底調査。おすすめの理由も解説していますので、装置選びの参考にしてください。
ライズ
ニチボー環境エンジニアリング
- ※1参照元:ライズ公式HP【PDF】(計量証明事業所エージーサービス「検査結果報告書」2020年9月3日)(https://www.kk-raiz.jp/deodorizer/pdf/deodorizer_doc.pdf)
- ※2参照元:ニチボー環境エンジニアリング公式HP(http://biosoil21.co.jp/product/)
