【悩み別】脱臭装置・臭気対策のよくある課題と解決策
脱臭装置の導入や運用において、「想定以上にコストがかかる」「設置スペースが確保できない」「メンテナンスの負担が大きい」といった課題に直面するケースは少なくありません。発生する臭気成分や対象施設によって、適した対策方法は異なります。
本記事では、脱臭装置にまつわる代表的な課題とその解決策を整理し、施設や業種ごとの臭気対策のポイントをまとめました。
脱臭装置の導入・運用における主な課題
脱臭装置を検討・運用する際、多くの施設管理者が直面しやすい共通の課題について解説します。
設置スペースの確保
施設の規模や処理風量に応じた脱臭装置を導入しようとした際、既存の敷地内に十分な設置スペースを確保できないことが課題となります。
特に都市部の工場や商業施設では、限られたスペースに機器を配置する必要があるため、コンパクトな設計の装置や、屋上・地下などのデッドスペースを活用できる方式を選ぶなどの工夫が求められます。
高湿度などの環境条件による効果低下
処理対象のガスに水分が多く含まれる環境(高湿度)では、脱臭方式によっては期待した効果が得られない場合があります。
例えば、活性炭などは水分を吸着してしまうと本来の悪臭成分を捉えにくくなるため、事前の除湿処理が必要になったり、高湿度に強い脱臭方式(土壌脱臭や生物脱臭など)を選ぶなどの対策が必要です。
工場・製造施設の悪臭による近隣クレーム
食品工場や化学工場などでは、製造工程において特有の強い臭気が発生し、近隣住民からのクレームに発展するケースがあります。
周辺環境への影響を防ぐため、排気風量や臭気濃度に応じた適切な処理が求められます。また、硫化水素やアンモニアなど、施設設備を腐食させる成分が含まれる場合は、設備の劣化を防ぐ対策も同時に検討する必要があります。
オフィスや店舗など室内のこもり臭
オフィスビルや店舗、地下空間などでは、換気不足や建材、空調設備などが原因で特有のこもり臭が発生することがあります。
こうした室内環境では、作業者や利用者の快適性が損なわれるため、人体への安全性が高く、稼働音が静かで省スペースな脱臭機や空気清浄システムの導入が適しています。
ランニングコスト・維持費の負担
脱臭装置の運用には、電気代のほか、フィルターや活性炭の交換費用、薬液の補充費用など、継続的なランニングコストが発生します。
特に、高濃度の臭気を処理する場合や、24時間稼働が求められる施設では、導入後の維持費が想定を上回り、予算を圧迫する要因になりがちです。初期費用だけでなく、数年単位でのトータルコストをシミュレーションして装置を選定することが重要です。
課題を解決する脱臭装置の選び方
抱えている課題をクリアにするためには、それぞれの方式の特徴を理解し、自社に合ったものを選択することが重要です。
臭気成分と濃度の把握
脱臭装置には、活性炭吸着法、薬液スクラバー法、生物脱臭法、土壌脱臭法など様々な種類があります。まずは自社で発生している臭気の成分(アンモニア、硫化水素など)と、その濃度を正確に把握することが最初のステップです。
対象となる成分に適した脱臭方式を選ばないと、期待した効果が得られず、すぐに資材の寿命を迎えてしまうといったトラブルに繋がります。
ランニングコストに優れた方式の検討
「運用コストの削減」や「メンテナンスの手間軽減」が主な課題である場合、自然の微生物の力を利用する土壌脱臭法などの選択肢が有効です。
薬液や活性炭の定期的な購入・交換が不要なため、長期的なランニングコストを低く抑えることができます。敷地面積などの条件が合えば、費用対効果の高い解決策となります。
土壌脱臭装置おすすめ
2選を特集!
本サイトでは、「臭いが消えない」「維持費がかさむ」など、脱臭装置の課題を解決し、失敗しない装置選びができるようおすすめの土壌脱臭装置を調査しました。
中でも、給食センターや公共施設などから発生する【水処理系の脱臭】と、し尿処理場や堆肥化施設などから発生する【汚泥処理系の脱臭】それぞれに適した装置を厳選。おすすめの理由をわかりやすく解説し、事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
発生する臭気は、水処理系であれば低~中濃度、汚泥処理系だと高濃度の臭いに分類※されます。まず悪臭対策では、この根本的な特性を知っておくことが重要です。
こちらでは、それぞれのおすすめの土壌脱臭装置を選べるよう徹底調査。おすすめの理由も解説していますので、装置選びの参考にしてください。
ライズ
ニチボー環境エンジニアリング
- ※1参照元:ライズ公式HP【PDF】(計量証明事業所エージーサービス「検査結果報告書」2020年9月3日)(https://www.kk-raiz.jp/deodorizer/pdf/deodorizer_doc.pdf)
- ※2参照元:ニチボー環境エンジニアリング公式HP(http://biosoil21.co.jp/product/)
